「少しのお金でも役に立てれば」都会の酒場、震災チャリティイベント終了！(3/6代々木上原)
全額寄付だぜ！！
東日本大震災から5年の月日が経とうとしている2016年3月6日、以前こちらの記事でもご紹介した、東日本大震災復興チャリティー 「FAITH,HOPE&CHARITY 20160306 Sunday Afternoon」が開催されました。
渋谷区代々木上原の小さなバー「カームス」のナオさんが発起人となりお、義援金を募るイベントとして震災以降い、毎年3月のこの時期に行われています。
ドリンクの売り上げは全て寄付！という心意気のイベント。原価分ぐらい手元の残しておいてもいいじゃないと思うけど「そうじゃねーんだよな」とナオさん。そんな彼に引っ張られて、仲間が集まりこの一日を盛り上げます。
魂のライブ、愛あるマルシェ
7坪ほどの店内では5組ほどの演者によるライブが開かれました。彼らのほとんどが普段は全く違う仕事をしている人たち。
この日のためにリハーサルをし、機材を搬入し、時間を作って集まりました。もちろんすべて自前！手弁当！笑いあり泪あり、ライブの様子はこの写真をみて想像してほしい！！
さらに店の外では、カームス恒例のプチマルシェが。スイーツから帽子まで、小さな作家さんによる作品が並びました。飛ぶように売れるわけではないけど、彼らのハートフルな一品は大量生産のそれとは比べられないほどの価値を与えてくれます。
彼らもまた売り上げの一部または全額を寄付してくれました。
小さくてもぼくらにできることをコツコツと
少しずつ遠くなる5年前のあの日。記憶や意識もやっぱり薄らいでいく。
でも確かにこの時代に千年に一度の大地震が起こってたくさんの人が亡くなり、大勢の人が辛くて悲しい経験をしたのは紛れもない事実。そしてこれから解決していかなきゃならない課題も残されています。
それをクリアしていくのは国でも政治家でもなく、やっぱり日本に住む僕ら自身だと思うんです。
このイベントはそういうメッセージを発信しているんだと思います。
難しいことじゃなくていい。一人ひとりにできる小っちゃなことが、人をつなぎ大きなパワーになる！
そんなことを肌身で感じた1日でした。
とかく都会の人間は冷たいとかビジネスライクだとか言われるけど、そんな人ばかりじゃないよ~。
少なくとも代々木上原商店街とカームスの周りにはアツい人たちがたくさんいます。（残念ながら僕はこの町に住んでいませんが…）
義援金は後日、宮城県女川町の役場へ届けられる予定とのことです。
▼カームス
・東京都 渋谷区上原1-18-7
・だいたい20：00-だいたい28：00 月曜日定休
・Facebookページ
